放射線量の計測結果の発表は文部科学省がやっているが

‘震災の被害にお見舞い申し上げます。
神戸からも応援しています。

そして、原発の被害はだれしもが被害者になりえますが、近隣の方は特に大変だと思います。
電力会社と政府はきちんと責任を取ってくれるだろうか?


原発の事故で核爆発が起きると考える人は少ないと思いますが、放射能の被害についてもきちんと理解することは難しいと思います。

何しろ目に見えるものではないので、なかなか理解しがたいと思います。


原発からの放射能被害には2種類あると言えます。


一つ目は、
直接の放射線による被害です。


原発の燃料のウラン同位体など放射性物質からは、核分裂反応によって原子が崩壊します。

この時に、各種の放射線が発生します。

この放射線には強い透過力があり、鉄などの金属すら通り抜けます。

そして、強いエネルギーを持っているので、人体の細胞にもいろいろな影響を与えます。
その最たるものが遺伝子のDNAを損傷させる事です。


この放射線を、原発の燃料から直接浴びたり、放射性物質のちりの近くにいて浴びたりするのが直接の放射線の被害です。

これらはマスコミや文部科学省の発表する放射線量によって、大凡の量を知ることができます。
その被害の程度も予測できます。


2つ目は、
放射性物質を体内に取り込む被害です。

先ほど説明したウラン燃料などの放射性物質は、放射線を出しますが、この放射線を出し続ける時間がとても長いものがあります。

その時間を比べるのに「半減期」という単位がありますが、これは、その物質の放射線を出し続ける寿命のようなもので、半減期の時間がたつと中の放射能が半分になる時間です。
例えば、原発から出る物質では、
 ヨウ素131 が 8日
 コバルト60 が 5年以上
 セシウム137 が 30年
 プルトニウム239 が 24000年
などとなっています。

このように、放射性物質の寿命はとても長いので、吸い込んだ放射能の塵の量がごく微量であっても、受ける放射線の総量は多くなるので、何年もたってガンになるなどの被害が出ます。

広島や長崎の原爆被害でも、何年もたってからの原爆症としても病気が多く見られます。

アメリカのネバダでの核実験場でも同じように何年もたってから被害が現れるケースが沢山ありました。


怖いのはどちらでしょうか?

後者です。


原発からの放射線などは一過性であるし(損傷した細胞がのちにガンになったりはする)、距離の2乗で弱くなるので、ある程度離れれば防ぐことができます。

しかし、放射能の塵は、離れていてもずっとそこにあって、風や雨で流されて広がっていきます。
そして、微量でも吸い込むと被害が出るし、生物による濃縮もあります(放射能を吸い込んだプランクトンを魚が食べ、それをより大きな生物が食べていく過程で、次第にその物質の体での濃度が高くなること)。

だから、何年も、どんなに遠くても被害が出ます。

しかも、原因を明らかにすることが難しいので、電力会社も政府も保障しないでしょう。


原発の事故のほうは、少しましになっているようですが、
既に放出された放射能は元には戻せません。

そして、その量は測定できません。推測は出来ますが、政府や電力会社は低い見積をするでしょう。


将来、何か影響が出た時に、どうすれば良いのか、何ができるかは分からないのが現状です。


放射線量の計測結果(文部科学省)


上のような話をとても極端に話す人の本、この作家は好きではないが、心配の方向性は普通だと思う。別に誇大妄想ではない。



もう少しまともそうな、原発を心配する本




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