溶けた輪ゴムのはがし方(消しゴムを使う方法)

便利な輪ゴムですが溶けて引っ付くと困ります


輪ゴムは天然ゴムを使っているので、最近のプラスティック、PETなどに比べると随分熱や有機溶剤に弱い。

医者に処方してもらったうがい薬が、輪ゴムでまとめてあって、うがいに使うのでなんとなく洗面台の棚においてあった。

しかし、洗面は各種化粧品、整髪料などの化学薬品がいっぱいで、ドライヤーの熱やお風呂の湿気も多い。
だから、わずか数か月で輪ゴムは溶けとけ。洗面台の棚にへばりついてしまった。

この時、もしへばりついた相手がゴムなら絶望的、ゴム同士は融合してしまうので切り離すことはできません。
しかし、ゴム以外のポリプロピレンなどのプラスティックや金属ならわりと簡単にはがすことができます。

【輪ゴムをはがす方法】
※注意)シンナーなどの溶剤を使ってはいけません。
※注意)熱を加えたり、こすって摩擦熱を加えるのも厳禁。
①表面のゴム以外のごみを取り除く、濡れている場合は乾かす(ドライヤーはダメ)
②プラスティック消しゴム(シードのRadarなど、砂消しはダメ)で文字を消すのと同じ要領でこする。
 あまり強くこすらず、消しゴムかすにひっつく分だけ取っていく。
③消しゴムでこすっても取れないような型の跡などが残っている場合、これは輪ゴムによって溶かされた元の棚の材料なので、これ以上は消しゴムでは取れません。
④メラニンスポンジで表面が滑らかになるようにこする。
 表面が完全な鏡面処理されている場合は傷になるので、その場合は表面に応じた粒度のコンパウンドで磨いてください。

これはプラスティックの筆箱に消しゴムが引っ付いた場合も同じことですが、消しゴムは大きいのでこの方法では大変です。
大まかに削り取ってから、最後の処理に消しゴムを使いましょう。

ゴムをはがす専用のリムーバーなどがありますが、
輪ゴムがひっついてはがしにくいのは輪ゴムと似た材料の場合で、輪ゴムを溶かしてはがす溶剤は、下の材料も溶かしてしまう可能性があります。
消しゴムで試して、どうしても手間がかかりそうで、多少のリスクを覚悟したときに使用した方がよいです。

白い消しゴムの代表

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