【しろぽんの十大小説 1位】トルストイ 戦争と平和のあらすじ

‘長い小説なので、あらすじと言っても、、難しい。ナポレオンのロシア侵攻を背景に、アンドレイ(男)、ピエール(男)、ナターシャ(女)を軸に話は進んでいく。
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ものすごい数の登場するので、主要な人物のみ説明すると。
アンドレイ・ボルコンスキー ボルコンスキー家の当主、妻と息子がいて、父と妹がいる。妻の死後ナターシャと結ばれるが、戦争で死ぬ。
ピエール・ベズーホフ アンドレイの友人、父の死で莫大な財産を相続し、金目当ての美女と結婚するが、妻の死後、ナターシャと結婚する。
ナターシャ・ロストヴァ ヒロイン、父・母・兄弟・養女の友人など重要な人物がが周りに配され、彼女の家は作品の中心になっている。


作品はナポレオン戦争中オーストリアでのロシアの敗北から始まる。
帝政ロシア後半の貴族社会(作者の世界)での人々。
アンドレイはボルコンスキー公爵家の当主で、父の死後、莫大な財産を相続したピエール・ベズーホフ伯爵とは友人である。
作品最初でのナターシャはまだ幼い少女で、ロストフ家は明るいにぎやかな家族である。

ピエールは伯爵家を相続後、財産目当てのエレンという美女と、好きでもないのに結婚してしまう。
この妻はのちにピエールの知人と浮気をして、ピエールはその浮気相手と決闘を行い、相手に重傷を負わせる。

ナターシャは成長につれ、魅力を増し、いろいろな人をひきつける。その生き生きとした姿に、戦場からもどり、妻を失ったアンドレイが心奪われる。
アンドレイがナターシャと同じ家に逗留している際に、二階の窓辺でソニアとたわいも無い話をしているナターシャの様子を、
下の階のアンドレイがそっと聞きつけ、その愛おしさに気付くシーンは作中でも最も美しいシーンといえるだろう。
映画でもいつも、ヒロインの魅力を発揮する一番のシーンになっている。

アンドレイはナターシャに求婚し、ナターシャも受け入れるが、二人の結婚前にナポレオン軍がロシアに攻め入り、アンドレイは再び戦場へ戻る。

妻と別れた後のピエールは、人生の真理を求め悩んでいるが、彼もナターシャの明るい魅力に気付く。
ナターシャはアンドレイと別れたあと、ピエールの妻エレンの兄弟アナトーリに誘惑され、駆け落ちを図るも、計画に気付いたソーニャとピエールに阻まれる。
婚約は破棄される。


ナポレオンがモスクワまで迫り、対するロシア軍の司令官クトゥーゾフ将軍は決戦を避け後退を続ける。
そして、ナポレオンのモスクワ侵攻後反撃を開始する。
アンドレイはこの戦いで負傷し、後送されたときにナターシャと出会い彼女を許し死亡する。
ピエールは戦場をうろうろしているうちにフランス兵の略奪を制して捕まり、フランス軍の捕虜になる。
この捕虜生活中にピエールは信仰を見つける。

フランスの敗戦後、ピエールは救出され。ナターシャと再会、お互い生きることを見出した者同士の心境を理解し、お互いの愛を語る。

文学史上最高のエピローグでは、ナターシャとピエールの結婚生活や、ナターシャの兄ニコライとアンドレイの妹マリアとの結婚生活などがほほえましく語られる。


あらすじにすると結構つぎはぎのいかげんな筋に思えるかもしれないが、ストーリのどの流れもすさまじい説得力があり、人物の行動はその描写される人格に十分に裏付けられている。
そして、美しさ、私のあらすじの文章で、もとの美しさを汚すのが心苦しいほど詩的で情感的な場面がたっぷりとある。
どうか、あらすじや映画やマンガなどに満足することなく、この小説を読んで欲しい。きっとその読みやすさに驚かれることと思う。


最後に、このあらすじは自分の記憶だけを頼りに書いているので、正確でない点もあるかもしれないのでご注意ください。


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