思いつき海外ドラマTOP10

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思いつき海外ドラマTOP10

ここ１０年くらい、思いつくもの、見たもの、あくまで主観。
ランキングに関係なくどれも凄い、素晴らしい。番外にも素晴らしい作品いっぱいあり。
ＴＯＰ10といいつつ１０作品でない

（これを書いたのはゲーム・オブ・スローンズ以前である）

◇ブレイキング・バッド

演技が素晴らしい、特に脇役たちが素晴らしい。
相棒のジェシー役、アーロン・ポールの迫真で情感のある演技は秀逸。
AMC制作。

◇マッド・メン

全編が50年代の明るいテンポにつつまれる。
近い時代だが懐かしさを常に感じる。
格好よくスタイリッシュな中にきっちりと人間の葛藤を描き矛盾を感じさせない。

◇ボードウォーク・エンパイア

定番のマフィアものでありながら登場人物に愛着あり。
個人的にはソプラノズより好き。
時代が昔、禁酒法時代というのもあるだろう。
主人公ナッキー・トンプソン（スティーブ・ブシェミ）が弱そうなのも好意がわく。
HBO制作。

◇シャーロック

現代のシャーロックがいたら、という夢を完全に実現してくれた。
ホームズはもういないという誰もが感じる残念さを払しょくしてくれる。
原作も、ジェレミー・ブレッドもなくてもシャーロック・ホームズはいるんだ。
BBC制作

◇ザ・ワイヤー

西ボルティモアというまるで近未来の戦争後の世界のような都市が背景に描かれる。
ドラマの舞台だが、実際にドラマのような街であることがドキュメンタリーのような現実感をもたせる。
アメリカの格差社会を実感。
一匹狼のオマールのキャラが冴える。
麻薬組織の拠点を専門的に強盗して奪った金を貧民にばらまく、この世界ではヒーローだ。
HBO制作。

◇ザ・ソプラノズ

マフィアもの。マフィアものの前にはいつもゴッド・ファーザーがいたが、あれも映画だったと認識させたドラマ。
小太りのおっさんがマフィアのボスで、ええ！？と思ったが、綿密に書かれたシナリオと人物描写に引き込まれた。
のちのマフィアものに与えた影響は大きい
HBO制作。

◇バンド・オブ・ブラザース

トム・ハンクス、スピルバーグの組み合わせで第二次大戦ものって、完璧！
細部まで金をかけた舞台・戦車、戦車、装甲車。
特にドイツ軍の３号突撃砲、マーダー自走砲、MG42機関銃などよく造っている。
ここにこだわってくれただけでも勲章もの。
戦車はもち本物ではない。
HBO、BBC制作。

◇ローマ

BBCとHBO。ここまでHBO作品が多いが、連作でないドラマを含めるとBBCのドラマも優れものが多い。
ローマはカエサル時代のローマを描き、大迫力。
大作映画以上に迫力がある。
それでも脚本と演出に手を抜かない。
名前だけの大物俳優にギャラを払うことなく、製作費にしっかりお金を使えば最高の作品が出来ることの証明。
大物俳優がいないので出番でケンカすることもなく、カエサルから庶民までしっかり描かれていることがいい。
HBO、BBC制作。