たそがれコンサートin大阪城音楽堂 2018年8月24日 陸上自衛隊大阪府警合同など
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たそがれコンサート会場大阪城音楽堂
夏休みに、大阪城音楽堂で行われるたそがれコンサートに行ってきました。
たそがれコンサートは大阪城公園内にある大阪城音楽堂で行われる無料の野外コンサートです。
大阪城音楽堂
は収容人数3000人の野外ホールで、背もたれのあるプラの連結イスと後方に芝生席があります。
通常、座席指定はありません。
たそがれコンサートは大阪市音楽団が主催しているイベントで、無料で本格的なコンサートが聴けるので市民に親しまれている人気のイベントです。
大阪市音楽団が主催なので、おおさかシオンオーケストラはもちろん、大阪市内の高校、中学の吹奏楽部や大阪府警音楽隊、そして陸上自衛隊中部方面音楽隊など、
大阪市近辺の有名どころの吹奏楽団が多く出演します。
もちろん、そんなビックバンドが一気に出演するのではなく、夏休み中の毎週金曜日に、様々に出演バンドを変えながら、いろんな組み合わせで出演するのです。
このコンサートの一番の大敵は暑さ!!
今年は強烈だったので、8月の終わりまで行く気がしなかった。
また台風で中止になった日もあったが、
ついに、陸上自衛隊音楽隊が出る8月24日に、子供たちと一緒に家族みんなで出かけた。
大阪城公園へはJR森ノ宮駅から行くと、公園へ入って、噴水の横に入るとすぐに音楽堂が見えます、というか、木々の間に練習の音が聞こえます。
開園時間30分前には音楽堂の入り口に列ができ始めます。
最終的に100人くらいは並ぶんじゃないかと思いますが、
音楽堂は3000人収容、相当に大きいので、この列の最後に並んでも余裕で席に座れます。
中央の前方に座りたい人や大人数で来ている場合以外は、早くから並ぶ必要はありません。
私の場合、30分前に並んで、余裕で右側、中央通路1列目をゲットできました。
まあ、夕方になっても暑くて、快適とは言えませんが、
前が通路で、じっとしていない小学生の子供が前の椅子をける心配もせず、屋内のコンサートよりはリラックスできました。
さて、24日の演目、最初は、
市内高校吹奏楽部合同バンドによる演奏
高校生とはいえ、これだけの数の、これだけの才能が集めれば、音色豊かな演奏になります。
どれだけの練習を重ねたのでしょう、息もぴったりの演奏で、演奏も正確でした。
指揮者は各高校の先生で交代していましたが、それでもしっかり指揮を追って演奏できていた。
たそがれコンサートin大阪城音楽堂 2018年8月24日 高校生の演奏
曲目 ヤングマン
「ヤングマン」では生徒が前でリズムをとって踊り、元気出て楽しくなる演奏でした。
「エル・クンパチェロ」のリズムセクションも良かったし、各曲のソロパートの演奏も上手で感心しました。
高校生の吹奏楽がこれだけの完成度だったので、次は相当に苦労するのではと心配しつつ、
次に登場する、陸上自衛隊中部方面音楽隊を待ちました。
【陸上自衛隊中部方面音楽隊】
今乗りに乗っているバンドで、清楚な歌姫 鶫真衣を擁して、CDでアルバムも発売するほどの実力を持つ。
隊員も多く、演奏活動も活発で、中部方面の陸上自衛隊という位置取りも良く、
位置取りというのは、陸自の管区方面は防衛上の地理的特性に合わせて区切られ、
中部方面には東海地方から近畿、中国、四国を含んでいる。その割に防衛上の脅威となる国に近接していないので、軍事より市民生活に密着した活動が多いのだ。
それゆえ、中部方面隊の音楽隊はこの地域の陸自の主要な役割を果たしているのだ。
この日は、陸上自衛隊中部方面音楽隊が大阪府警音楽隊と合同バンドを結成しての演奏で、
本当に迫力のある、厚みのある音の演奏でした。
たそがれコンサートin大阪城音楽堂 2018年8月24日 陸上自衛隊大阪府警合同奏
曲目 スイング・スイング・スイング
途中で説明もありましたが、この2楽団だと、トランペットやクラリネットもソロパートを担当できる実力者が何人もいるので、
楽器ごとのパートでも音の厚みが豊かで、野外のコンサートでは考えられないくらい、旋律の微妙な演奏が味わえる。
プログラムの最終曲の「1812」では大砲の音も用意して大迫力に演じ切りました。
大阪府警に女性警察官で編成したカラーガード隊(愛称:フレッシュウインズ)があるのは初めて知りました。
普段のいかつい制服から、アイドルのような衣装に着替えて練習している姿を想像すると笑ってしまいますが、
素朴な可愛らしさで、元気な演技でした。好感を持てました。大阪府警のイメージアップに役立っているはずです。
アンコールでは鶫真衣が大阪桐蔭高校の優勝にちなみ「栄冠は君に輝く」を歌ってくれました。
表情豊かで愛らしい歌姫に酔いしれた一夜でした。
陸自の歌姫 鶫真衣 たそがれコンサートin大阪城音楽堂 2018年8月24日
曲目 栄冠は君に輝く
ちなみに、この日の公演を子供たちが気に入って、次の公演も行きたいと言い出したので、
主催者 おおさかシオンオーケストラの最終日公演にも行きました。
さすがプロの定席オーケストラ、楽器演奏のスキルは抜群で、前週公演のバンドを凌駕していました。
それに、演出もあか抜けて、大阪人のテンポにぴったりの構成でした。
難点は、普段は弦楽器も有するオケなので、吹奏楽だけだと迫力に少しかける感じがしました。
やはり、野外で聴くなら大編成のブラスの方が似合うかもしれません。
この時には夕立にも降られましたが、無料でこんなじっくり音楽を楽しめる機会があって、本当に大阪に住んでいて良かったと実感しました。
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