大阪都構想住民投票「よう分からんから投票に行かない」って?!



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公明党の突然の方針転換で都構想の法案が可決された大阪市議会


大阪都構想、確かに中身はさっぱり不明。
素人の議員が好悪感情だけで言い出したことだから中身は無いも同然。
行政システムを再設計するのに1・2年だけで可能なはずはない。

例えば、区役所の位置。
区の数が5区に減ると、区役所は24から5に減る。つまり19の区に住んでいる人は別の区にある区役所に行かねばならない。
利用の少ない路線のバスの運行数減らしてきた橋本が、運行本数を増やすはずもないからますます不便に。車を利用しようにも、大抵の区役所は駐車場も整備されていない。
また、これまでの区役所の機能をある程度残す場合、結局これまでの24の区役所はそのまま残されることになり、経費削減にならない。

特別区5区に分割した場合の税収分配も何も決まっていない。
大阪市の場合、北区に梅田、中央区にミナミがあり税収では突出している。他の区は、区だけの税収だけではこれまでと同様の行政サービスは維持できないので、北区や中央区にお金を分けてもらわないといけないが、その決まりがない。なんらの同意もない。こんなんでいいんか?

「分からないから住民投票に行かない」
、っていう人が多いが、アホ丸出しである。

橋本:「今住んでいる家が古くなっているので新しく立て直しましょう」
市民:「いいよ」
橋本:「どうせ建てるなら、隣の親の家と一緒にして親同居の2世帯住宅にしましょう」
市民:「いいけど、共有空間と別にする部屋とかの間取りはどうなっているの」
橋本:「分かりません、自分で決めてください」
市民:「親との生活費の分担はどうしようか」
橋本:「詳しいことは後回しにしましょう」
市民:「それで全体の建築費はどれくらいになるの」
橋本:「細かい金額はどうでもいいでしょう。とにかく今の家の解体を始めます。」
市民:「。。。」

こうです、作る家の設計がなく値段もわからないのに契約しますか?
投票に行かないのは、結果に同意すること。
内容を読まずに契約のハンコを押すのと同じです。


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