V-22オスプレイの価値

‘ティルトローター機V-22はコンピュータによる飛行制御の賜物。

現在の航空機は全てコンピュータによる飛行制御を行っている。

戦闘機動を行わない旅客機なら、水平方向左右への向きの変更を上下角度・高度の変化なしで、ペダルだけで行える。
ちなみに、かつての航空機なら、飛行機は水平方向でそのまま左右に向きを変えるのは難しく、操縦桿(操縦輪)によりペダルで行った操作の反対にあて角を入れるように操作しなければ飛行機は傾いてしまう。
(ペダルで行う操作をヨー操作、操縦桿でロール(上下角も)を操作する。)

現代の航空機は飛行制御により、簡単なシミュレーターのように操作できるので、オスプレイもサンダーバード2号のように離着陸・飛行が行えるのだ。

なので、オスプレイを米国以外の国が開発するのは難しく、これを配備した場合の優位は数十年という単位で続くことになる。実際、ステルス技術を実用化するために多額の予算をつぎ込む中国やロシアでさえティルトローター機は開発していないのだ。


沖縄の基地問題とは別次元のこととして、オスプレイ配備は効果的である。
効果的であるということは、今までより軍人の数を少なく広く配備できるので、軍事基地による弊害も少なくしやすいのだ。







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