スズメバチの巣を撃退!駆除成功!



ヒメスズメバチの巣穴



実家の庭の大きな石の下にスズメバチが地中に巣を作り、最近数が増えて横を通るのが危ないと連絡があった。

自分の敷地外で発見した場合は保険所が責任を持って無料で処理してもらえるのだが、私有地内に巣がある場合は自己責任で駆除しなければならないらしい・・・。

そこで登場するのがスズメバチの駆除専門業者。
費用は安くて\21,000、相場は\35,000。あまりの高価格にビックリした。

しかし、我が家には最終兵器パパがいる!
今まで何度も一人でオオスズメバチの巣を壊して来た経歴の持ち主で、案外頼れる。

私の出番とばかりに実家に自ら駆除を立候補し、主人を連れていざ出発。
揃えた道具は、

・持ち手の延長可能で網目の丈夫な虫取り網(今回は魚すくい網を使用)2本
・協力ジェット噴射タイプの殺虫剤3本
・軍手
・ゴアテックス素材の黄色いレインコート
・白い帽子
・長袖上着
・布テープ
・太い輪ゴム

巣を確認したところ、オオスズメバチではなく、お尻の先が黒いことで見分けられるヒメスズメバチで、巣の前に1匹だけ見張りを立てている状態だった。

ちなみに、ヒメスズメバチとは言うもののサイズは3cm程度で結構大きいから見た目は怖い。でもオオスズメバチ程の攻撃性はなく、スズメバチとしては比較的大人しい部類に入る。

その日は曇りで、涼しかったこともあって、あまり活動的でなかったのが幸いし、夜を待たずに駆除作業を開始することに決まった。もちろん私ではなく、主人が。

帽子、上着、レインコート、軍手を身にまとい、
虫取り網を2重にして、分かれてしまわないように柄をテーピング。網の上部に殺虫剤を固定。

準備完了。

殺虫剤の噴射レバーを噴射したままの状態で固定し、虫取り網の柄を持って巣穴を塞ぎ、ハチが飛び回ることなく巣穴に目掛けて殺虫剤を約2本分注入。

タイミングが良かったのか刺されることなく終了した。
でも、外から戻った働き蜂は巣穴が殺虫剤でいっぱいなのに何とかして入ろうとする姿はなんとも健気で、可哀想に思えた。実際、巣に入って出てこなかったハチもいた。

人家の庭に作らずに、山に作れば良いものをと考えずにはいられなかった。

とにかく駆除は誰も被害にあうことなく無事に終わり、めでたしめでたしでした。


でも、今回は無事だっただけで、必ずしもこう好条件が重なるわけではないので、アナフラキシーショックで命を落とす危険があるのは間違いないので、簡単にできそうと思わないで、できたらなれた人に駆除してもらってくださいね。
それから、スズメバチに近づくとき、注意しなければならないのは、できるだけスズメバチを刺激しないこと。スズメバチは車の振動や油の匂いなどにも興奮することが多い。大きな声で喋るのもNG。
この点を意識して、スズメバチに出会ったら、取り敢えず静かに逃げましょう!

サイバーネット神戸の最新情報をお届けします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です