ビオトープのメダカたちが鳥に襲われていた件の対策を講じた
先日、ビオトープのメダカたちが鳥に襲われていた記事をアップし、その証拠映像も載せた後、
いろいろと鳥対策を行った。
まずは、手っ取り早く、プラスチック(透明)の蓋をした。
蓋は飼っているカエルの水槽用で、右側が普通の蓋、網を張っている。左がエサをやるときの専用蓋だ。ビオトープ用ではないので、いかにも即席だ。
しかも、うちのビオトープは水上草(!?)水面から飛び出る草があるので全面を防ぐことが出来ない。でも、鳥はどうも草のない方にしか停まっていないので、問題ないだろうと判断した。
もちろん、この対策後は全く鳥は寄ってこなくなった。
しかし!!、
冬の日照の少なさに加え、ふたによって、さらに光量が減り、水草類が全滅してしまったのだ。
冬場は水草が育たなくても構わないのだが、日光が差し込まないとメダカたちの健康にも良くないので、ふた以外の鳥対策を考えた。
目玉の風船や電子音は鳥に効かないのは、高速道路や陸橋の鳩対策で知っている。
CD、DVDは対策としては簡易だが、効果が少なくて見た目が悪い。
猛禽類のかかしも同じで、こちらはその上コストがかかる。
家庭菜園用のネットなら家にもあるし、確かに最強の鳥対策だが、ベランダや周りが使いにくくなる。ビオトープだけにかぶせた場合でも、エサやりや水替えの際に取り外してまた戻す作業が面倒に思えた。
鳥は必ずビオトープの水槽のふちにとまる。カワセミ類などではない限り、水に直接飛び込んだりしないはず。あえて水深を深めにしているので、普通の鳥にとっては難しいだろう。
となると、対策としては、水槽のふちに立ち止まれなくすればいい!
良く見かけるのは、こういった剣山型のものだが如何にも物々しく、メンテナンスの際にケガをしそうだ。子供もいるので、こういった攻撃的な対策は避けたい。
そこで思いついたのが、電力会社がやっている対策。電力ケーブルに鳥がとまれないようにする対策だ。
ケーブルにカバーをまく方法は今回のビオトープには使えないので、
鳥が留まるふちの上に細いワイヤーをはる方法を選んだ。
これだと、人間にも鳥にも安全で、見た目もスマート、メンテナンス性にも影響がない。ということで、製品を探したが高いしビオトープにも適合しそうにないので、結局自作しました。
- 材料はプラ棒(3mm)と釣り用のテグス(釣り糸)、
- 工具はドリルだけ。
あと、ちょっと威嚇効果を狙って黄色と黒に塗ってみました。プラスチックの紫外線対策をかねて。
じゃーん!、
効果抜群です!
テグス糸は0.2mmで鳥が留まるには細すぎる。棒の高さは5cmでちょうどムクドリの胸の位置くらい。このワイヤーを避けて屈みながら侵入するようならもう一段下にワイヤーを張ることも出来るが、今のところ寄って来てない。プラ棒はビオトープのふちに3mmの穴を等間隔に12か所あけて突き刺しているだけなので、引っこ抜ける。土の総入れ替えなどの際は取り外す予定だ。
対策後、メダカたちを観察していると、心持ち、以前よりのびのびと泳いでいる気がしている。
2023年追記
テグスでの鳥対策ですが、鳥のほうが一枚上手でした。それはこの記事で
うちのビオトープのセットはいつもお世話になっている楽天Charmさんのだ。
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アマゾンでも売ってるけど、アマゾンで買うならセットでない方が良いと思います。
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