最新のOutlookでメール送受信時に「インターネットセキュリティ警告」が出る場合の対処方法
最新のMicrosoft Office 2018などのOutlookに自社ドメインのメールアカウント(POP)を設定した際に、
設定は完了するものの、送受信のたびに、
以下のような警告が出る場合があります。
インターネット セキュリティ警告
接続しているサーバーは、確認できないセキュリティ証明書を使用しています。
対象のプリンシパル名が間違っています。
このサーバーの使用を続けますか?
この警告は、
OutlookがPOP3でのメールの送受信を最新の暗号化通信をデフォルトで使おうとするのに、
独自ドメインのサーバーが暗号化通信に対応していないので出ます。
普通に、使用するで「はい」をクリックすればメールの送受信は行えるのですが、毎回出るのはうっとうしいので、修正する方が良い。
メールサーバが暗号化通信に全く対応していない場合は、Outlook側のメール設定で、暗号化通信を選択しないようにします。
まず、
最新のOutlook2018などだと、最初の設定時以外メールの設定画面に入れない。
以下の手順でメールの設定画面を開く。
〔 ファイルメニュー > アカウントの設定を開き 〕
画面のような画面が開けば、
〔 目的のメールアカウントを選び > 「変更」ではダメで、「修復」を選択する。 〕
下画面のような、最初のメール設定のような画面になるので、
〔 詳細オプション > 自分で自分のアカウントを手動で修復を選択 〕
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最初はこのように、POPアカウントの設定画面が表示され、
暗号化された接続を使用し、ポート番号も995などになっているので、
これを、下のように変更します。
一般的なサーバーの場合ポート番号は、
□ポート番号は 110
□このサーバーでは暗号化された接続が必要のチェック を外す
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同じように、
送信サーバーの設定も変更します。
これを、下のように変更。
□ポート番号 587
□暗号化方法のドロップダウンリスト なしを選択
最後に修復をクリックして、完了します。
こうすれば、警告は出なくなります。
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但し、最近のほとんどのサーバーは暗号化通信に対応しています。
さくらインターネットなどでは、独自ドメインでは暗号化通信が利用できないが、メールサーバーそのものは暗号化通信に対応しており、
メールサーバーの指定を、
□ dokuji.com
のような自社ドメインではなく、初期ドメインの、
□ dokuji.sakura.ne.jp
のように、さくらインターネットのサブドメイン指定で設定すれば、普通に暗号化されたメールの送受信が行えます。
大概の最近のサーバーなら
こちらの方がおすすめです。
受信メールは、
送信メールの設定は、
これで警告も出ず、安心してメールを利用できます。
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