第12回 スーパーキッズランド プラモデルコンテストへ参加した。入賞した。その2

‘大阪日本橋のスーパーキッズランド本店で開催されたプラモコンテストに参加しました。
の続きです。

最初の記事はこちらです。
第12回 スーパーキッズランド プラモデルコンテストへ参加した。入賞した。その1

模型を作るときにはストーリーを想像しつつ、同じ陸軍のAFVを連作すると部隊編成も出来て楽しい。
もっとも、同じ塗色を使える事や考証資料をそろえやすいことも同じ陸軍のAFVを作ることの利点。

今回は、

1/35スケールで
タミヤ MM 90式戦車
タミヤ MM 10式戦車
タミヤ MM 軽装甲機動車
ピットロード 99式自走榴弾砲
ピットロード 89式装甲戦闘車
ピットロード 87式対空自走砲
の6両と
フィギュアに
タミヤ MM 陸上自衛隊イラク派遣隊員セットを合わせて製作した。

作り始めたころには10式戦車はまだ発売されていなかったので、
途中で追加で作ることにした。

また、当初はディオラマにする予定はなかったが、

モデルを置く簡易なベースだけでも作るつもりで、イラクの路上検問所をイメージした情景に仕上げた。
主役の歩兵と相性の良い軽装甲機動車と89式装甲戦闘車をベースいっぱいに配置することにした。



この歩兵には相当手がかかった。

車両の方が迫力もあるし、ぱっと見の見栄えも良いが、細かい出来上がりを決めるのは人形フィギュアなのだ。
車両付属のフィギュアを含め10体以上も製作すると、迷彩服の塗装が退屈で、超大変だった。

【製作記録】

タミヤ MM 90式戦車


模型の出来は相当良い、タミヤスタンダードなどと言われるが、この出来はスタンダード・標準ではなく、ベストの出来である。
組みやすく、プロポーションも味がある。
作ってみると10式戦車よりもマッシブな印象になった。

タミヤ MM 10式戦車



タミヤの最新モデル、未来的なデザインの戦車を良く再現している。
最新鋭戦車ということで、塗装は汚しの少ない、はっきりした色合いにした。

タミヤ MM 軽装甲機動車


下部シャーシをメタルダイキャストにしているために、一度塗装した塗料がマスキングで簡単に剥がれてしまって塗り直すことになった。
手にした時に重量感があるだけで、置いて見る分には何の効果もないので、出来ればオールプラで作って欲しかった。
内部も丁寧に作りこんだが、組み上げると中がほとんど見えないのが残念。

ピットロード 99式自走榴弾砲

今回、タミヤ製品と同時に造ってみたが、組み立てやすさやプロポーションの点でタミヤに劣ります。
しかし、タミヤが製品化できない大物陸上自衛隊AFVは価値があります。
箱を二つ組み合わせたような構造だが、とにかくデカい!。砲身だけで戦車の車体ぐらいある。
履帯は分割組み上げ式で、車体のデカさに応じて組数も多く、とことん苦労しました。

ピットロード 89式装甲戦闘車


個人的に歩兵戦闘車は好きなAFVだ。
歩兵を守って機動し、相当の戦闘力を持った火砲を持つ、機能てんこ盛りというのが作って楽しい。
歩兵フィギュアも沢山入っているが、結局、タミヤに比べ出来が悪すぎるのでコンテストには出していません。

ピットロード 87式対空自走砲

作ってみて、一番魅力を感じたモデルでした。
SF的なデザインでどこから見ても独自の印象を持ったモデルでした。
35mm連装機関砲が華奢で何度か壊れてしまったが、この繊細な部分こそが87式の魅力ですね。

【さて結果は、ってタイトルに書いとるって】

1年以上もかけて6両と十数体の歩兵フィギュアをコツコツ作った結果、

見事、モデリウム賞を受賞しました。ありがとうございます。

モデリウムは、超精密な自衛隊の歩兵フィギュアなどを製作販売している会社です。

貰った商品も、ポーズがすごい、こんな型造りの大変なポーズを選んで製品化する人の根性が素晴らしいです。
表情も、無茶苦茶日本人です(自衛隊員)。袖なども薄々です。

フィギュアの出来はタミヤ以上です。かなり高額ですが、情景を作るならこれはポイントになるでしょう。
「当社(モデリウム)製のフィギュアを使って頂けていたならもっと良かったのですが」
とのコメントをいただきましたので、今度のコンテストにはモデリウムの製品を使って出品しようと思います。

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