海外ドラマ「Glee」のシーズン4 第18話が凄かった

‘元々昔のポップスを歌うので好きなドラマだったが、中身のドラマ部分もどんどん迫力が増している。

特にこのシーズン4の第18話は、高校での銃乱射事件を題材に、マッキンリー高校でその事件が起こる。
銃声がしてからの描写は一流のサスペンス、密室隠れ物の演出になっていて、子供を学校に通わせている親にはかなり刺激が強かった。もしメンバーの人が撃たれでもしたらどんなに悲しい事か。
劇中でも語られるが、既に欠かせない親友になっているメンバーを失う事の恐ろしさを誰もが実感する。視聴者も彼らを仲間と感じているので引きずり込まれる。
そして、米国でならこんな事件があってもおかしくないと思っていることに真剣に驚愕する。
この第18話のテーマはこれだ。

同性愛、いじめ、肥満、学習障害、貧困、人種差別など社会と同じ問題が、高校生たちの間で軽妙に体験され、挫け、挫折していく。
軽妙に挫折するとは、音楽だけは常に彼らに希望と夢を与え続けているからだ。


だから、このドラマは決して、ミュージカルではない。
どちらかと言えば、初期のビバヒルのように、社会の脅威が高校を舞台に純真な子供たちを侵食していくドラマになっている。


キャストは誰もが実力派だが、中でも、チア部の監督のスー先生を演じるJane Lynchの性格描写がしかっりしていて、「売れ」だけを目的にしていない製作陣の思い入れを感じる。

今回の銃撃事件は、本当はダウン症のチア部メンバーのベッキーが卒業の不安から持ってきた銃が暴発してしまったという顛末なのだが、
何時も権力志向で圧制者のスー先生がベッキーの罪を自身にかぶって退職する。

スーは決して人を甘やかさない、ゲイの生徒やリベラルな主張をする生徒にも厳しく「いじめる」役なのだ。

しかし、実際のスー先生を演じるJane Lynchはレズビアンを公表し、同性婚もする進歩派の女性であり、本当の時分とは正反対の人物を演じることで最高のコメディにしている。

毎回、歌と踊りを練習する子供たちにも感心するが、Gleeの本質を支えているのはスー・シルベスターなのだろう。

米国の銃などの武器に対する姿勢は、巨額の軍事費と保健医療制度とともに、インドのカースト制なみの罪悪だと思う。


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