明石市中学校、いろいろ問題あります。
息子をいじめていた生徒に、お父さんが中学校で詰め寄ったそうです。
「息子がいじめられた」という父、相手生徒を問い詰めけが 明石(神戸新聞)(リンク切れ注意)
これ、私にも似たような経験がありました。暴力はふるっていないけど、状況は似ています。
私の息子はASDで、中学校1年の終わりに大阪から転校して明石の衣川中学校へ転校しました。
コミュ症でオタクな息子はいじめの対象になりました。
私は、学校参観のタイミングで、参観の授業で堂々と寝ていたいじめっ子を見つけ、
「うちの息子に関わるな、今後、いじめがあれば先生と警察に訴える」
と警告したことがありました。
結局、
いじめは陰湿に表面化しにくくなっただけで、その後も続きましたが。
その後、私は息子に24時間録音できる小型レコーダーを持たせ、
学校の様子を音で確認しました。
驚きました!!
録音には、いじめ被害を相談に行った息子に対して、
担任の先生が、
「もし〇〇(息子の名前)がこんな言い方すれば、先生でも嫌いになるで」
「〇〇の言い方にも問題あるんちゃう」
「〇〇(相手の名前)にしたら冗談のつもりやで」
と、息子の行動や対応を全否定でした。
生徒と自分だけの会話だと思って本音を話してたのだと思います。
息子はASDでコミュニケーションが苦手です。
でも、前もって学校や教育委員会には話し方の特徴を伝え、
学校では神戸学院大学の児童心理の教授から研修の場もありました。
本当に生徒に向き合う気持ちのある先生なら、
「先生でも嫌い」なんてキーワード発するはずがない。
おそらく、本当に嫌っていたのだと思います。
何度も重ねた面談でその話すると、
「〇〇君(息子)だけの教室ではありません。いじめらる子の話ばかり聞きたくない。」と逆切れ、
一番つらい思いをしているだろう、いじめの被害生徒の話を聞くのは、生徒に不公平だと言うのである。
この理屈を言う先生は今でも多い。
文部科学省のいじめ対応のマニュアルでもダメなパターンとして挙げられているのに、いまだ明石の中学の先生は学んでいません。
(参考)
文科省 いじめの問題に対する施策
いじめ対策に係る事例集(平成30年9月)PDF
クラスのみんなが、
自分だけの大切なクラスと思えるようにしないといけないよね。
一人一人の話を聞くのは先生の一番大切な役割でしょう。
これは、いじめられた生徒を息子に持つ父親の体験記です。
私は、いじめっ子を問い詰めた父親の気持ちが理解できます。
そして、明石の中学校の先生が無気力で何も対処しなかったのも、経験から推測できます。
子どもを愛する親として、同じ気持ちですね。