自作デカールを試してみた→とっても良かった クリアスライドデカール
コンビニレーザープリンタで印刷する自作デカールをミニ四駆で使ってみた
息子の誕生日プレゼントとしてミニ四駆を作るときに、レーザープリンタで印刷できるスライドデカールがあることを知って使ってみた。
続きの関連記事が3本あります。
自作デカールを試してみた→とっても良かった クリアスライドデカール
自作デカールでミニ四駆製作(他プラモデルでも応用可)
自作デカールでミニ四駆製作 作例GRヤリスとNEO VQS、塗装研ぎ出し
作例はまた別記事にまとめる予定です。
まとめました
自作デカールでミニ四駆作成 作例 トヨタGRヤリス VZシャーシ
タミヤ ミニ四駆 NEO VQS 完成です(塗装研ぎ出し付属シール仕上げ)
一眼レフデジカメで撮影しているので、ページが重くなっています。
自作デカール使ってみた==>結果
とても良かった
ミニ四駆は一般的にはシールを貼って仕上げるようになっているが、根っからのスケールモデラーにとっては、シールなんて!!と思ってしまう。
デカール(水転写式スライドデカール)とシール(ミニ四駆付属)
ここで言うデカールとは、水に浮かべてプラモデルに転写する水転写式スライドデカールのことで、透明の膜の上にインクをのせているので、非常に薄く、プラモデルの塗装になじみ、塗装被膜とほとんど同化するので、丁寧に仕上げた場合、横から見ても何かを上に貼っているようには見えない。
一方、「シール」は、のりを塗った紙のベースの上に印刷しているので、紙の厚みがあり、もともとが紙なので、シールを貼った上に塗装することは難しい。つまり、シールと塗装面を完全に滑らかにするのは難しい。
と、言ってみたものの、私の技術ではスライドデカールでも、「塗装と同じように見える」ところまで仕上げるのは難しい。
今ではミニ四駆もガンプラも基本的にはシールで仕上げるようになっている。シールは丈夫で切れることはないし、貼るのもとても簡単なので、初心者向けのプラモデルでは今や常識である。シールは発色が良く、白などの明るい色やメタリックやパール色なども再現できる。貼る面の塗装色に左右されない。手間と比べて圧倒的な仕上がりの良さになる。唯一、シールの厚みが欠点だが、写真などで方向を決めて見るだけなら、それがシールなのかデカールなのか区別がつかないほどだ。シールそのものも、厚みを減らすなどの進化を遂げている。
それでも、敢えてデカールを、作ってまで使おうとするのは、昭和のスケールモデラーのさがなのだろう。実際に、試行錯誤しながらやってみて、苦労して仕上げたものの、息子にとってはシールでもデカールでも大差ないことを実感しても、「昔のレーシングカーのデザインはこれで再現できるな!(にや(笑)」としてしまうのだ。
プリンタで印刷できるクリアデカール
数年前から、透明のデカールに印刷してデカールを作っている人がいることは知っていたが、シルクスクリーンで印刷する方法しか知らなかった私にとって、プリンタで印刷できるというのは画期的過ぎて、すぐには理解できなかった。「だって、水につけるのに、プリンタのインクは使えないでしょう!?」と思っていたからだ。
しかし、妻が子供の服に着けるワッペンを家のプリンタで印刷しているのを聞いて驚いた。「どうやるの?」
インクジェットプリンターで専用紙に印刷したものをアイロンで張り付けるだけというのだ。つまり、一度張り付けると、プリンタのインクでも耐水性を持つということなのだ。
自作スライドデカールを貼ったミニ四駆 最初なので色が薄めだった
今回使った商品は
ハイキューパーツ クリアデカールTH
で、はがきサイズ、10枚入り、レーザープリンタ用で、Amazonで627円だった。
インクジェット用のものもあるが、プリンタでの印刷後、デカールにクリアコートを行ってインクを保護しなければならず、染料インクの場合、デカールにインクが乗らない場合もあるとのことで諦めた。
自作デカールの作成手順
Illustratorで作成したデカールの印刷データ はがきサイズで作成