猫糞対策の決定版 フマキラー「猫まわれ右」スプレー
猫の糞に困っている人に言いたい
フマキラー「猫まわれ右」スプレーを買え
だ
まるで商品の宣伝だが、これは本当に効果があった。
今でも大魔神のごとくそびえて家の周りを守ってくれている。
猫の対策にはいろいろある。
まず、
100均でも簡単に手に入る匂い系
クレオソートなどの猫の嫌がるにおいのついた団子やスプレーをまく方法だ。
はっきり言って効きません。
においは人間にも感じるので、このにおいが嫌な人には猫と同様嫌な気分になるのと、
猫はそこをトイレに使うだけで、ずっといるわけではないので、その時だけ我慢すれば良いが、住んでいる人はずっと我慢しなければならないので、はなから勝負が見えているのだ。
次に音系、
猫をセンサーで感知して猫の嫌がる超音波を出すものだ。
これの類似商品は猫フン対策に一番多く売られているが、元来人間には聞こえないようにしているので本当に動作しているのか分からない。
いい加減な作りで、音も出ているのか分からない商品、つまり全く効果のない商品が多い。
しかし、このちょっとごつい緑の奴は確かに音が出ます。
なぜ分かるかと言うと、聞こえるからです。
超音波と言っても20Khz程度の高音、子供や耳のいい人なら聞こえます。
近所でも使っているお宅があるが、子供たちがその前を通るとうるさがって逃げていきます。
この子供にも効果があるのが最大の難点です。
一番効果的なのは、トイレになっている場所を囲って入れないようにすればいい。
うちも、それこそ猫の額のような裏庭があるのですが、猫のトイレと化していました。
でも、狭いのを逆手にとって、庭の両端に園芸用の防鳥ネットを軽く張ると、決して通れない訳でもないのに、入ってこなくなりました。
猫除けと言っても、私は猫が好きである。
猫に本当の危害を加えるのは絶対に嫌。ケガや病気にもなってほしくない(猫のフンも本来は飼い主の責任)。
実際に猫を見ると、ニコニコしてすぐに戦意を失う私である。
それでいてどうやって猫を遠ざけるか?
それは猫の習性を利用するのだ。
猫は街で暮らしていても警戒を緩めない、オス同士は大けがをするほどの喧嘩をするし、カラスや猫嫌いの人間もいる。そもそも野生では警戒心の強さで生き残ってきた一族だ。
少しでも不安を感じれば絶対に避ける。
だから庭の出入り口が狭くて逃げどころが無ければ入ってこない。防鳥ネットなので、なんとなれば侵入できるし、高さも1メートル程度なので猫のジャンプ力なら超えられるが、出口も狭く逃げるルートが定まっていれば「罠がある」と思ってしまうのだ。
しかし、庭のように囲える場所ならいいが、家の前などならやりようがない。
そんな時の唯一の方法が「猫まわれ右」だ。
赤外線センサーで猫など(人間も感知します)感知すると、スプレーガスを噴射してビビらせる。
このスプレーはエアダスターと同じ成分で、猫や人間には害がない。
スプレーを猫自身に向ける必要はない。スプレーはかなりの勢いなので、実際にくらうとビビる。たとえ当たらずとも、近くでプシューと吹くだけでも逃げ出す。
正確には警告の音がピーとなってから1秒後にプシューと吹くので、普通には猫に直接スプレーがかかることはないが、何かちょっと普通とは違う音に猫はビビります。
この商品の唯一の欠点は、スプレーの消費量が多いこと。
1缶で50回しか噴射できない。1缶900円程度なので1噴射18円、なかなかの金額である。
さっきも言ったように、猫にも人間にも反応するので、うちでは新聞屋さんやAmazonの配達の度に「ピー、プシュー」とやる。道を通る人にも反応するので、センサーの向きは何度も調整した方が良い。
そして、可能なら、猫がトイレする時間帯にだけスイッチを入れておく。トイレの時間は大概朝だ、家猫の場合、外に出されるまでトイレを我慢しているので、朝外に出してもらってから1時間程度以内がもっとも可能性がある。だから夜寝る前にスイッチを入れて、配達の来る時間帯までにまた切っておくのが良さそうだ。もちろん入れっぱなしでも良い。
夏場だと数日でなくなる場合もあるが、猫は一度経験すると、警告音のピーだけでも恐れて近づかなくなるので、同じ猫が対象である限り、スプレーの中身がなくなっても近づかなくなるのだ。
かれこれ半年ぐらい使い、
これまで4缶ほど使い、今はスプレーの中身がなくなったままだが、猫は近づかなくなった。
ずっとこのままだと、少しづつ近づいてくるので、たまに新しい缶にして猫の警戒心を呼び起こそうと思っている。
でも、本当は猫を飼っている人が自宅でトイレするようにしつけるべきだな。自宅でトイレさせてもすぐに掃除すれば汚くなりません。
自分の猫が外でウンコして嫌われるのを平気な奴は猫を飼う資格ないけどな。