オーディオ再生専用PCを作ってみた



オーディオ再生専用PC
オーディオ再生専用PC


Amazonプライムミュージックも便利だし、
Apple製品からのDLNAでの再生も便利だが、

やっぱり、自分の世代は、音楽はプレーヤーで再生し、
アンプにつないで、
木製エンクロージャーのスピーカーで聞きたい。

うちの環境では、
音楽ファイルは全部サーバ上においてある。

DLNAメディアサーバーとして動かしているので、
家じゅうほとんどの機器でサーバ上の音楽を再生できる。

SONYのネットジュークに始まり(懐かしい)
SONYのブラビアTV
SONYのPS3は2台
パソコンは6台あるが、全部で再生可能、

ついでに、androidのタブレットでも時々は再生できる!
時々だが、、
(スマートフォンとタブレットのDLNAクライアントアプリはなぜか不安定で、
Twonkyなども有料版を買って使ってみたが、プレイリストデータを読めないなど不具合が残っている。)

だがDLNA経由の再生のネックは、音楽ファイルが5000曲程度になってくると、
ネットワーク経由でプレイリスト読むのに時間がかかったり、途中で再生できなくなることだ。

その点では、PC上の音楽再生アプリ、Windows Media PlayerやiTunesで直接再生するのが一番便利だ。

でも、そのPCでの再生にも欠点がある。

音質が悪いのだ。

高級なPCでも、音声アウトプット端子はミニジャックだったりする。

PC自体、ノイズの発生源なので、PCからの音声データはどうしても劣化する。

その解決策はオーディオカードやUSB接続オーディオプロセッサーだ。
オーディオデータの生成を、ノイズ発生源のPCの回路上から切り離すことで防げる。

実際、現在、ONKYOのWAVIOをUSB接続でPCから再生させているが、なかなかの音質である。

ところが、でかいPCは仕事用なので、PCそれ自体のファンの動作音が大きく、
電力も食う。
それに、PCは仕事部屋にあるので、リビングで音楽を聴くには不便である。
できれば、アンプやTVの近くに、
静かで、音質の良いPCが欲しい。


ということで、それを作ることにした。

仕様はこんなかんじ、

CPU  Intel  Pentium G4560 BOX品
CPUクーラー  CPU付属クーラー
マザーボード  ASRock  H110M-ITX
HDD  2.5インチ 1TB SeaGate
SSD  TOSHIBA  Q300 HDTS812AZSTA-1671
メモリ  CFD  CT8G4DFS824A 8GB×2 DDR4-2400
オーディオボード  FORMO  SC808 PCI-E 7.1ch
電源  SilverStone  ST30SF
ケース  SilverStone  SST-ML005B

CPUは多スレッドでなくていい、
再生だけすれば良いので、Pentium G4500系が高コスパだ。
Core i3より単スレッド動作では速いくらいなのに、結構安い。

ただし、そのコスパ故に最近は品薄、
おそらく、Core i3シリーズとの価格差が大きいので、インテルが出荷を抑えていると思います。

苦労するのはケース、
オーディオコンポと並べるので、平たい、黒っぽい、なるべく小さなものが良いが、
小さいと熱交換効率が落ちるので強力なファンを用意しないといけなくなる。

つまり、冷却効率とコンパクトさのバランスが重要だ、

今回のケースはかなり小さい。
小さいので、マザーボードやCPUクーラーの選択肢は少ない、
価格を考慮すれば、この選択しかないだろう。

ということで、
割とうまく組めるはずが、、

肝心のオーディオボードが収まらない。

PCI-EXのカードが差せる仕様ですが、ケースの高さが無いので、
はみ出る。

横に寝かせる必要があるのだ、

そこで、PCI-Express延長ケーブルを使うことになりました。


なんとか組み込めるでしょう。

音質は◎

光デジタルケーブルで接続すれば、クラシックのピアノ曲でも十分な音質
メリハリの点ではWAVIOよりいいかも。

かつて、
何百万円のレコードプレーヤーを使っていたオーディオマニアなら、
オーディオ再生専用PCを使うのも高くはないと思います。





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