AmazonプライムにKindleとFire Stick、でビデオ、音楽、本、ゲームを楽しむ。全部で1万円ほど。
‘Amazonを買い物に利用しているならプライムプランはお勧め。
まずはAmazonプライム会員
Amazonプライムは本来即日配達や送料無料のためのプランだが、そのプライム会員プランにオンデマンドのビデオや音楽の配信サービスを加え、さらに電子ブックリーダーKindleを半額に割り引いて販売し、HDMI接続のTVコンテンツ配信装置のFire Stickを3984円で売ってしまうという。
GoogleやAppleの同等サービスに対して安くて、全体がワンストップで統一している点が優秀。Google Playとiアプリに比べアプリが圧倒的に少ない点が欠点。
しかし、これらを両立させる必要はない。
アプリで遊ぶのとビデオや本などのコンテンツを楽しむのは、使うデバイスやタイミング、ユーザーが違うからだ。
ゲームは手のひらサイズのスマートフォンや小型のタブレットがいいし、電子ブックリーダーはタブレット以上の軽い端末、ビデオは当然TVで見るのが一番良い。
これらを1つのサービスで統一して提供してしまうところにAmazonプライムの価値があるのだ。
普段、Amazonを買い物に利用する人なら、例えiPadを持ってiTunesの音楽サービスを使い、スカパーに加入していても、Amazonプライムに加入してKindleとFire Stickを購入する価値はあると思う。
Kindle
プライム会員向けのセールでKindle Fireを約半額の5000円弱で購入。
動作もスムーズで使いやすい。軽い。画面のLEDの色に文句が多かったが、全く問題なし。ブックリーダー、ビデオ再生機としては小さいが、軽くて枕もとで読むには手軽。通信やCPUの性能も十分。音楽再生をこれだけでこなすには音質がいまいちで、普通に伏せて置くとスピーカーがふさがり音が聞こえにくいので、Bluetoothスピーカーかスタンドカバーが必要。
私の普段使いで唯一残念なのは、ひかりTVチューナーからのDLNAビデオ再生がKindleで出来ない点。KindleでDLNAに対応したまともなアプリケーションが無いので、ホームネットワーク上のビデオや音楽のライブラリを十分に使えないのが痛い。
それが可能なら、より使用範囲が増えたと思う。
Kindleはメール用に十分使える。
案外使えるのが日本語文字入力。Kindleはもともとブックリーダーなので、文字が読みやすいサイズ。なおかつ入力もスムーズで、ファイルを添付するようなメール以外は十分使える。
LINEなどは非対応
これはKindleのアプリ提供の問題。
Fire Stick
こいつの性能には驚いた。Chromeキャストなども同じような性能なんだろうが、HDMIにスティックを指すだけでこんなに高画質で高速でビデオが再生されるのにはびっくり。ひかりTVのチューナーよりはるかに反応が良い。
ビデオ再生時の基本機能もスムーズで、これが3900円程度で売っているのは驚きだ。絶対買って損することはない。
Amazonは当面GoogleとAppleと真っ向勝負するようなので、iアプリやGoogle Playが使えるようにはならない。純粋、Amazon内のコンテンツとデバイス機器の価値を評価すべきと思う。PCメーカーのタブレットのように、単にAndroidを搭載しただけのタブレットに比べると、圧倒的に安く、ほぼ同じ機能を有している。
Kindleの使用に当たっては、
保護カバーとスタンドになるカバーがあった方が安心である。
BluetoothスピーカーもAmazonベーシックで販売しているので、ぜひ使いたい。
なんだかんだと、全部買っても1万円程度で揃い、年間の費用も3900円と格安。配送時の特典も何気に便利で、Amazonが赤字覚悟でユーザーサービスに邁進する気迫の伝わる製品群である。
純正カバー、保護フィルム
特にフィルムは必須。画面の滑りと指紋の汚れ対策に必要。カバーとフィルムで本体セール価格と同じになるのはご愛嬌。
BluetoothスピーカーはもちろんAmazonベーシックで
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